2−7.yumリポジトリサーバ構築
オリジナルのrpmファイルや予めダウンロードしたrpmファイルをyumコマンドを使用して配布できるようにします。
今回はfedora 7に含まれる3.2.0以降を対象としています。特にyumのバージョンが2.1より前のものはやり方が違いますので注意が必要です。
1.rpmファイル格納ディレクトリの決定とrpmファイルの入手
まずはrpmファイルを置く場所を決めなければなりません。
@.ftpを使用してRPMファイルを配布する場合
ftpサーバが構築されている必要があります。必要な設定を施し、anonymousユーザでアクセスできるディレクトリにRPMファイルを置きましょう。fedora
7でvsftpを使う場合は、デフォルト設定では/var/ftp/pub以下にRPMファイルを置きましょう。
例)/var/ftp/pub/rpmディレクトリを作成してその中にRPMファイルを置く想定で以降設定します。
A.httpを使用してRPMファイルを配布する場合
httpサーバが構築されている必要があります。必要な設定を施し、httpd.confで定義したディレクトリにRPMファイルを置きましょう。
例)/var/www/html/rpmディレクトリを作成してその中にRPMファイルを置く想定で以降設定します。
B.ローカルマシンのためにRPMファイルを配布する場合
RPMファイルを置くディレクトリを決めればOK
例)/var/local/rpmディレクトリを作成してその中にRPMファイルを置く想定で以降設定します。
2.yum用リポジトリDBの作成
yumのリポジトリDBを作成するにはcreaterepoというRPMが導入されている必要があります。標準では導入されないファイルなので導入します。
createrepoを導入したらyumリポジトリDBを作成します
先ほどRPMファイルを置いたディレクトリを指定し次のようにコマンドを実行します。
ftpサーバの場合
# createrepo /var/ftp/pub/rpm
httpサーバの場合
# createrepo /var/www/html/rpm
ローカル用の場合
# createrepo /var/local |
コマンド実行後に指定したディレクトリ内にrepodataというディレクトリが作成されその中にyumリポジトリDBが作成されます。
3.yum構成ファイルを設定
/etc/yum.repos.dディレクトリ以下に構成ファイルを作成します。作成するファイル名は何でも構いませんが、ここではlocal.repoというファイルを作ることにします。またローカルリポジトリサーバのホスト名はyum-serverと設定したとします。
@.ftpサーバの場合
[local]
name=local - ftp
baseurl=ftp://yum-server/pub/rpm/
enable=1
gpgcheck=0 |
A.httpサーバの場合
[local]
name=local - http
baseurl=http://yum-server/rpm/
enable=1
gpgcheck=0 |
B.ローカル用の場合
[local]
name=local - local
baseurl=file:///var/local/
enable=1
gpgcheck=0 |
ローカル用はそのマシンだけのリポジトリDBなのであまり使うことはないかもしれないが、こういう設定もできることは知っておきましょう。
あとはrpmファイルを更新したらリポジトリDBも更新することを忘れずに。
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