Linuxバックアップ/リカバリー備忘録
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1.Linuxシステム・バックアップ

今回はあまり古いバージョンを扱っても仕方がないのでRedHat7.3以降のバージョンについて取り扱うことにします。

ディストリビューションだけの機能を使ってシステム・バックアップを取得するには全ての機能(ミドルウェア)を停止した状態で取得する必要があります。通常シングルモードと呼ばれる状態からバックアップを取得します。

RedHat7.3にはSurvivalCDという名刺サイズのCDが付属しています。
これはレスキューモードと呼ばれるシステムメンテナンス用の機能だけを提供するCDです。
このレスキューモードを使用しシステムバックアップを取得したいと思います。

この備忘録で必要な機器
 ・Linuxが導入されたマシン
 ・導入されたマシンと同バージョンのディストリビューションCD
 ・バックアップを取得するためのテープドライブ
  テープドライブがない場合はディスクやネットワーク越しのストレージ環境
  当備忘録はテープドライブに取得することを前提に進めます。

レスキュー環境だけ含まれるCDを作成する場合
 ・CD-Rメディア
 ・CD-R/RWドライブ
 ・対象の各ディストリビューションCD

 RedHat7.3/8.0編
 Fedora Core 1/2/3/4はこちらへ

@ 事前準備

 1.Dump/Restoreコマンドの導入(導入されていない場合)

  ・dump-0.4b27-3.i386.rpm
  ・rmt-0.4b27-3.i386.rpm

 2.ディスク・パーティション情報の収集

  /etc/fstabの内容
  LABELの情報を収集しておきましょう(ファイルシステムをフォーマットする時に必要)

  @.IDEディスクの場合(例)

   $fdisk -l /dev/hda

   Disk /dev/hda: 128 heads, 63 sectors, 525 cylinders
   Units = cylinders of 8064 * 512 bytes

   Device   Boot Start End Blocks   Id System
   /dev/hda1   *   1  9 36256+   83 Linux
   /dev/hda2      10 525 2080512   5 Extended
   /dev/hda5      10  42 133024+  82 Linux swap
   /dev/hda6      43 525 1947424+ 83 Linux

  A.SCSIディスクの場合(例)

   $fdisk -l /dev/sda

   Disk /dev/sda: 128 heads, 63 sectors, 525 cylinders
   Units = cylinders of 8064 * 512 bytes

   Device   Boot Start End Blocks   Id System
   /dev/sda1   *   1  9 36256+   83 Linux
   /dev/sda2      10 525 2080512   5 Extended
   /dev/sda5      10  42 133024+  82 Linux swap
   /dev/sda6      43 525 1947424+ 83 Linux

   赤字部分の情報を書きとめておきましょう

A Survival CDまたは作成したレスキューCDから起動

 例)作成したレスキューCD

 1.レスキューCD起動画面

              RedHat7.3画面               RedHat8.0画面
 Linuxシステム・バックアップ Linuxシステム・バックアップ

 2.キーボード選択画面

 Linuxシステム・バックアップ
 「jp106」を選択します

 3.その他選択について

 

  @.NFSサーバの起動について

   Do you want to enable access to NFS server?(Y/N)
   上記問いには「n」を入力しエンターキーを押します

  A.ディスクマウントについて

   Warning:mounting read-write will perform a filesystem check.
   The chroot mount allows you to chroot /mnt/chroot and
   use your installed system.
   Do you want to mount your partitions?
   read-only,read-write,chroot or not at all [not at all]:
   上記問いにはエンターキーを押します

Linuxシステム・バックアップrun-level2で起動するのでLANカードが認識できDHCPサーバなどがあればネットワークも使えるだワン!

B 必要なドライバーの組込み

 今回はテープのドライバーを組込みます
bash-X.xx#insmod st
 その他に必要なドライバーがあったらここで組込みます

C 各ディスクのマウント

 今回は/mnt以下にbackupというディレクトリを作成し、そこへ各ファイルシステムをマウントします
bash-X.xx#cd /mnt
bash-X.xx#mkdir backup
bash-X.xx#mount /dev/hda6 backup     ← 今回/dev/hda6が/です。
bash-X.xx#cd backup
bash-X.xx#mount /dev/hda1 boot    ← 各ファイルシステムをマウントする。

D テープへシステムバックアップを取得

bash-X.xx#dump -uf /dev/nst0 /mnt/backup
bash-X.xx#dump -uf /dev/nst0 /mnt/backup/boot
 バックアップ終了後、テープをイジェクトします
bash-X.xx#mt -f /dev/st0 offline
Linuxシステム・バックアップこれでシステムバックアップは取得できるだワン!





 Fedora Core 1/2/3/4 編

@ 事前準備

 1.Dump/Restoreコマンドの導入(導入されていない場合)

  ・dumpパッケージ
  ・rmtパッケージ

 2.ディスク・パーティション情報の収集

  /etc/fstabの内容
  LABELの情報を収集しておきましょう(ファイルシステムをフォーマットする時に必要)

  @.IDEディスクの場合(例)

   $fdisk -l /dev/hda

   Disk /dev/hda: 128 heads, 63 sectors, 525 cylinders
   Units = cylinders of 8064 * 512 bytes

   Device   Boot Start End Blocks   Id System
   
/dev/hda1   *   1  9 36256+   83 Linux
   
/dev/hda2      10 525 2080512   5 Extended
   
/dev/hda5      10  42 133024+  82 Linux swap
   
/dev/hda6      43 525 1947424+ 83 Linux

  A.SCSIディスクの場合(例)

   $fdisk -l /dev/sda

   Disk /dev/sda: 128 heads, 63 sectors, 525 cylinders
   Units = cylinders of 8064 * 512 bytes

   Device   Boot Start End Blocks   Id System
   
/dev/sda1   *   1  9 36256+   83 Linux
   
/dev/sda2      10 525 2080512   5 Extended
   
/dev/sda5      10  42 133024+  82 Linux swap
   
/dev/sda6      43 525 1947424+ 83 Linux

   赤字部分の情報を書きとめておきましょう

A レスキューCDから起動

 1.レスキューCD起動画面

 Linuxシステム・バックアップ Fedora Core 1 レスキュー画面
  Fedora Core 2 レスキュー画面
  Fedora Core 3 レスキュー画面
  Fedora Core 4 レスキュー画面

 2.言語選択画面

 Linuxシステム・バックアップ
 ここでは「English」を選択し「OK」を押します。

 3.キーボード・タイプ選択画面

 Linuxシステム・バックアップ
 「jp106」を選択し「OK」を押します。

 4.ネットワーク設定画面               4−1.ネットワーク構成画面

 Linuxシステム・バックアップLinuxシステム・バックアップ
 ネットワークを構成する場合は「Yes」を選択します。
 ネットワークを構成しない場合は「No」を選択します。

 ネットワークを構成するを選択しネットワークカードを認識するとIPアドレス設定画面になりますので任意に設定し「OK」を押します。

 5.Rescue画面

 Linuxシステム・バックアップ
 今回は「Skip」を選択します。
 パスワード紛失やその他メンテナンスの場合は「Continue」もしくは「Read-Only」を選択しメンテナンスモードにしてメンテナンスを行います。

 以降、RedHat7.3/8.0編のBへ行きバックアップを取得します。


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