4−13−1.Fedora 8 カスタムCD/DVD作成 (pungi編)Fedora 8は通常版であるDVD1枚約3.1GのパッケージとLiveCD版であるGnome版とKDE版があります。いままでCoreとExtraといった具合に分かれていたパッケージが統合され新たにLiveCD版が追加されたのですが、通常版がFedora Core 6の時に比べてやけにサイズが小さくなっていることがわかります。ダウンロードした方はお分かりだと思いますがEverythingといういわゆるFedora 8全部というディレクトリが存在します。しかしこのディレクトリにはインストールイメージとなるISOファイルがありません。Fedora 8のパッケージが全て入ったDVDを作成するにはこれから備忘録として紹介するpungiを使いユーザ自らが作らなければ存在しないのです。そこでFedora 8の全部入りパッケージを作成する方法をご紹介したいと思います。 1.pungiパッケージの導入pungiパッケージはFedora 8のDVDには含まれていません。yumを使って導入することにします。
導入されるバージョンは時期により違いますので参考程度にのせてあります。
2.pungi構成ファイルの修正1./usr/share/pungi/f8-fedora.ksファイルの修正導入が終了したら全部入りを作成するためにpungiの構成ファイルを編集します。Fedora 7の時は/etc/punig以下に構成ファイルがありましたが、バージョン1.0以降からpungiの構成ファイルがキックスタートファイルの形式に似た構成ファイルに変更になりました。 導入後に/usr/share/pungiを確認するとわかりますがksファイルが1つしかありません。これは通常版の構成ファイルで全部入りを作成するためには構成ファイルを作成する必要があります。 でも構成ファイル自体はFedora7のとき同様な形式なので記述は簡単です。
エディタを使い編集します。
f8-fedora.ksファイルの説明
2.packageファイルの修正今回は全部入りを作るためにpackagesディレクティブにはには「*」を書いて終了です。packagesを個別にカスタマイズする場合はFedora7の時と同様に以下に紹介する方法で可能です
3.pungiの実行編集したファイルは「f8-Everything.ks」という名前で保存して、「f8-fedora.ks」とは分けておくことにします。準備が整いましたのでpungiを実行します。
/srv/pungi/Fedora8/8/i386/isoディレクトリにイメージが作成されます。 -rw-r--r-- 1 root root 4597071872 2007-11-12 22:31 Fedora-8-i386-disc1.iso -rw-r--r-- 1 root root 4632973312 2007-11-12 22:44 Fedora-8-i386-disc2.iso -rw-r--r-- 1 root root 2249857024 2007-11-12 22:52 Fedora-8-i386-disc3.iso -rw-r--r-- 1 root root 11501731840 2007-11-12 22:59 Fedora-8-i386-DVD.iso -rw-r--r-- 1 root root 106940416 2007-11-12 23:06 Fedora-8-i386-rescuecd.iso -rw-r--r-- 1 root root 133 2007-11-12 23:06 SHA1SUM 全部入りを作成するためにはディスクの空き容量が約33G必要です。ノートPCや小さなディスクしか搭載していないマシンで作業する場合はディスクに十分空きがあることを確認してから実施しましょう。折角時間をかけて作業してもディスクが一杯でエラーしてしまいます。 また/var/cacha/pungiディレクトリ以下にRPMファイルが保存されます。 必要なくなったら/var/cache/pungiディレクトリを削除することでディスク内の掃除をすることができます。(/srv/pungiディレクトリも削除する事をお忘れなく) |