4−12−1.Fedora 7 カスタムCD/DVD作成 (pungi編)Fedora 7は通常版であるDVD1枚約2.9GのパッケージとLiveCD版であるGnome版とKDE版があります。いままでCoreとExtraといった具合に分かれていたパッケージが統合され新たにLiveCD版が追加されたのですが、通常版がFedora Core 6の時に比べてやけにサイズが小さくなっていることがわかります。ダウンロードした方はお分かりだと思いますがEverythingといういわゆるFedora 7全部というディレクトリが存在します。しかしこのディレクトリにはインストールイメージとなるISOファイルがありません。Fedora 7のパッケージが全て入ったDVDを作成するにはこれから備忘録として紹介するpungiを使いユーザ自らが作らなければ存在しないのです。そこでFedora 7の全部入りパッケージを作成する方法をご紹介したいと思います。 1.pungiパッケージの導入pungiパッケージはFedora 7のDVDには含まれていません。yumを使って導入することにします。
2.pungi構成ファイルの修正1./etc/pungi/f7-everything.i386ファイルの修正導入が終了したら全部入りを作成するためにpungiの構成ファイルを編集します。導入後に/etc/pungiを確認するとわかりますが全部入りの構成ファイルが存在します。
エディタを使い赤字部分を削除し、水色部分を編集します。 pungi-0.3.7-1を導入している場合は水色部分を編集します。
pungi.confファイルの説明(f7-everything.xxx/f7-fedora.xxx [xxx:i386/ppc/x86_64])
2.yum.conf.f7.i386ファイルの修正これは実施しなくても支障ないですが、なるべく広帯域のサーバーを使ったほうがファイルのダウンロード時間が少なくてすみます。2007年06月01日現在、日本のミラーサイトはIIJとKDDILABです。日本からはyumのリポジトリーサーバーをIIJまたはKDDILABのどちらかにしたほうが早いので変更します。(変更しなくても問題とはなりません)
3.マニフェストファイルの修正今回は全部入りを作るためのマニフェストファイルはあるため修正はしません。(f7-everything.manifestファイルを使用)xxx.manifestファイルの説明(xxx.manifest [xxx:f7-everything/f7-fedora])
3.pungiの実行準備が整いましたのでpungiを実行します。
ISOファイルが出来上がると次のディレクトリに6つのファイルができます。 /srv/pungi/f7/7/Everything/i386/isoディレクトリ [root@localhost iso]# ls -l 合計 18491888 -rw-r--r-- 1 root root 9407873024 2007-06-04 01:13 F-7-i386-DVD.iso -rw-r--r-- 1 root root 4644186112 2007-06-04 00:37 F-7-i386-disc1.iso -rw-r--r-- 1 root root 4664444928 2007-06-04 00:50 F-7-i386-disc2.iso -rw-r--r-- 1 root root 97646592 2007-06-04 00:53 F-7-i386-disc3.iso -rw-r--r-- 1 root root 102995968 2007-06-04 01:19 F-7-i386-rescuecd.iso -rw-r--r-- 1 root root 306 2007-06-04 01:19 SHA1SUM 全部入りを作成するためにはディスクの空き容量が約30G必要です。ノートPCや小さなディスクしか搭載していないマシンで作業する場合はディスクに十分空きがあることを確認してから実施しましょう。折角時間をかけて作業してもディスクが一杯でエラーしてしまいます。 再度pungiを実行する場合は/srv/pungi/f7ディレクトリ以下を削除すればOKです。cacheディレクトリは消さないようにしましょう。 4.Update RPMを含んだISOイメージ作成
現在配布されているpungi(0.3.7-1)ではyumをベースにファイルをダウンロードしてくるため古いファイルも新しいファイルも上記の設定にすると取得してきます。これでは作成されるISOに古いファイルも含まれてしまうため導入プロセスでエラーしてしまいますし、ムダにISOの容量が増えてしまいます。そこでpungiに対してパッチを作成しました。ここから入手して適用することで対応することができるようになります。このパッチは0.3.5-1でも0.3.7-1でも適用できます。 なお、0.3.7-2以降のpungiでは修正されていますのでパッチの適用は必要ありません。 パッチの適用例 パッチファイルが/tmpにあるものと想定しての例です
あとは通常と同じようにコマンドを実行します
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